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GW・お盆・紅葉の箱根、渋滞は目的地でルートが違う

/お知らせGW・お盆・紅葉の箱根、渋滞は目的地でルートが違う

公開: 2026-04-24 | 最終更新: 2026-05-01コラム

箱根が混む時期は、目的地でルートを選ぶのが正解

「連休に箱根行きたいけど、渋滞がヤバいって聞くし…」

GWやお盆が近づくと、お預かりでいらっしゃるお客さまから本当によく聞く相談です。

正直に言うと、箱根の連休渋滞は想像通りきついです。ただ、仙石原に住んでいる立場から言うと、ひとくくりに「箱根は混む」ではなくて、目的地によって最適なルートが違う、というのが一番お伝えしたいことです。これはGWでも、お盆でも、夏休みや秋の紅葉シーズンでも同じです。

結論を先に書いてしまうと:

  • 箱根湯本エリアが目的地なら → 小田原経由(国道1号)でOK
  • 仙石原・強羅・芦ノ湖エリアが目的地なら → 東名〜御殿場IC経由が正解

この前提を間違えると、半日渋滞にハマる、という結末になりがちです。

小田原〜箱根湯本の国道1号は、連休に特に混雑する

国道1号を小田原方面から登ってくると、箱根湯本駅を中心にした区間──小田原厚木道路を降りてから湯本の温泉街を抜けるまでの数キロ──が一番詰まります。観光バス、飲食店の駐車場を探す車、駅前での乗り降り、それが全部そこに集中するんです。

湯本は箱根随一の温泉街で、宿や食事処、土産物店がぎっしり並ぶエリア。湯本自体が目的地なら、この渋滞は「到着した証拠」のようなもので、想定内と考えてよいと思います。

問題は、「湯本は通過するだけで、目的地は強羅や芦ノ湖、仙石原」というケース。この場合、湯本の渋滞を抜けたあと、さらに宮ノ下や小涌谷を通過してようやく目的地、という道のりになります。連休はここで体力と時間を大きく削られます。

DogHubへのアクセス乙女峠から仙石原へ。駐車場情報もこちら

国道1号の時間帯 — 午前10時を過ぎたらアウト

湯本を目的地にされる方にも参考になる時間帯の話を。国道1号小田原方面の渋滞には、はっきりした時間帯の傾向があります。

小田原側から箱根に登る車:

  • 午前10時より前なら比較的スムーズ
  • 午前10時を過ぎるとどんどん詰まり始めます
  • 夕方になると逆に空いてきます

箱根から小田原側に下りる車:

  • 昼すぎから夕方まで混雑
  • チェックアウト後にそのまま国道1号で帰ろうとすると、かなりハマります

湯本が目的地で小田原経由なら、朝早めに入って、夕方以降に帰るのが時間配分のセオリーです。

仙石原・強羅・芦ノ湖が目的地なら、東名〜御殿場IC〜乙女峠経由

一方、目的地が湯本より奥のエリア(仙石原、強羅、芦ノ湖、大涌谷、ポーラ美術館、ガラスの森美術館など)なら、東名高速から御殿場ICで降りて、国道138号で乙女峠を越えて入るルートがおすすめです。

このルートの良さは──

  • 箱根湯本を通らないので、渋滞の本体を迂回できる
  • 御殿場〜仙石原の国道138号は、多少混むことはあっても、湯本ほどではない
  • 時間帯の縛りがほぼない(午前でも昼でも大体スムーズ)

御殿場ICを降りてから仙石原まで、順調なら20分前後です。乙女峠を越えた瞬間、視界がパッと開けて仙石原のすすき草原が見えてきます。あ、箱根に来た、と実感する道です。

東京方面から来られる方は、小田原経由より遠回りに見えますが、結果的には早く着くことが多いです。湯本の渋滞で30分〜1時間ハマるくらいなら、高速で御殿場まで回ったほうが楽、というのが地元の感覚です。強羅や芦ノ湖も、御殿場側から入って仙石原を経由するほうが、小田原側から登ってくるよりスムーズです。

お盆・夏休みの渋滞は、GWとどう違う?

「お盆や夏休みも、GWと同じように考えていいの?」とよく聞かれます。基本は同じで、目的地でルートを選ぶ考え方はそのまま使えます。ただ、いくつか夏ならではのポイントがあります。

お盆は、連休前半の午前に下り(箱根方面へ向かう車)、後半の午後から夕方に上り(帰る車)が集中します。東名高速のいわゆるUターン渋滞が混雑の本体なので、御殿場IC経由を使う方は、下りは午前早め、帰りは午前のうちか夜にずらすと、ぐっと楽になります。夏休み期間は、三連休や週末ごとに小さな波が来るイメージです。

そしてもう一つ、夏で一番気をつけてほしいのが暑さです。GWの5月でも車内は暑くなりますが、真夏の渋滞はその比ではありません。エアコンをつけていても、停まったままだと後部座席のクレートの中はあっという間に高温になります。犬を連れている場合は、できるだけ午前の涼しい時間に移動して、こまめに休憩をとってあげてください。御殿場ルートなら、途中の御殿場プレミアムアウトレットの屋外通路は犬と一緒に歩けるので、水分補給やトイレ休憩に立ち寄りやすいです。

暑い盛りの時間帯や、犬の入れないスポットを回るときは、涼しい仙石原で愛犬を預けるのも一つの方法です。夏の箱根の涼しさや過ごし方は、犬連れの夏の避暑に、箱根・仙石原の記事にもまとめています。

秋の紅葉シーズンは、混み方の形が違います

秋になると、今度は「紅葉の時期はどうですか」と聞かれます。ルートの考え方はここまでと同じで、湯本なら小田原経由、仙石原・強羅・芦ノ湖なら御殿場IC経由。ただ、混み方の形がGWやお盆とは少し違います。秋にどこへ行けるか、行けないかは、箱根の秋、犬と行けるところ・行けないところにもまとめています。

GWやお盆は、連休の前半に下り、後半に上りという大きな波が数日かけて来ます。紅葉は連休ではなく毎週末なので、10月の終わりから11月にかけて、土日ごとに同じ波が繰り返し来る感じです。「連休を外せば大丈夫」が通用しないのが、秋のちょっと厄介なところだと思います。

もうひとつ、箱根の紅葉は標高で1か月ほどずれます。混みやすい時期も、それにつれて動きます。

  • 大涌谷・仙石原・強羅など高いところ … 色づきは10月下旬〜11月上旬。10月最後の土日あたりから車が増えます
  • 宮ノ下・小涌谷 … 11月上旬〜中旬。11月の三連休前後がピークです
  • 箱根湯本 … 11月下旬〜12月上旬。11月最後の土日から12月頭にかけて混みます

仙石原に住んでいて毎年思うのは、11月の週末は同じ日でも時間帯で全然違う、ということです。国道1号が午前10時を過ぎると詰まり始めるのは、GWやお盆と変わりません。違うのは帰りのほうで、11月は16時半ごろにはもう暗くなるので、「暗くなる前に降りよう」という車が15時台から動き出します。夏より1〜2時間早く、下りが混み始めるイメージです。

紅葉の時期に、地元の感覚として詰まりやすいと感じるのは次の3か所です。

  • 大涌谷の駐車場:週末の10時から14時ごろは、入庫待ちの列が出ることがあります。朝いちばんが一番楽です
  • すすき草原の前の道(仙石原から湖尻へ抜ける県道):すすきは10月から11月上旬が見頃で、路肩の駐車場に出入りする車と、道を渡る歩行者で流れが落ちます
  • 御殿場プレミアムアウトレットの周辺:御殿場IC経由の弱点はここです。週末の午前は、アウトレットに向かう車で国道138号が混みます。開店前後の時間を避けて先に抜けてしまうと、だいぶ違います

乙女峠から仙石原に下る道は、紅葉の時期はどうしても景色を見ながらゆっくり走る車が増えます。急いでいる時はもどかしいかもしれませんが、あの区間は箱根で一番きれいな下り坂なので、個人的にはゆっくりで正解だと思っています。

車の中のことも、夏とは逆になります。11月の仙石原は、朝は5度前後まで下がる日があります。暖房を効かせた車内は思ったより乾きますし、送風口の近くにクレートを置くと温風が直接当たってしまいます。うちのぱんち(12歳のマルプー)くらいの年齢になると、この温度差がこたえるみたいで、移動のあとしばらくぼーっとしています。水を切らさないことと、風が直接当たらない場所に置くこと。この2つだけでもだいぶ違います。

紅葉の週末は、うちも預かりのご予約が早めに埋まります。この時期にいちばん多いのは「大涌谷の駐車場待ちに、犬を乗せたまま並びたくないので、先に預けてから行きます」という方です。半日(4時間)¥3,300、1日(8時間)¥5,500で、1日のプランは朝7時から9時の間にお預かりを始められます。渋滞を避けて午前のうちに仙石原まで来てしまい、そのまま預けて動き出す、という組み立てにされる方が多いですね。

お迎えまでに時間が空いたら、土日祝は併設のカフェでおむすびとスープを11時から17時まで出しています。犬と一緒に店内でどうぞ。金・月・火はお飲み物のテイクアウト販売のみで、店内でのご飲食や犬同伴でのご滞在、ドッグランのご利用はできません。水木は定休です。

犬連れだからこそ、渋滞は避けたい

これは犬と暮らしている人なら共感していただけると思うんですが、渋滞中の車内って、犬にとってかなりのストレスなんですよね。

うちのムック(3歳のミニチュアシュナウザー、ちょっとおデブ)なんかは、渋滞でじっとしているとすぐハァハァし始めます。長時間の渋滞中はトイレ休憩も難しくて、「サービスエリアまであと何キロ…」と焦る場面も出てきます。だからこそ、混雑の本体を避けられるルート選びが、犬連れには効いてきます。

仙石原に着いたら — 早めの到着で一日を有利に使う

仙石原エリアを目的地にしている方には、「できればお昼前に一度着いてしまう」ことをお勧めしています。仙石原は箱根の観光拠点から少し奥まった位置にあるので、一度着いてしまえば、その日の観光ルートは比較的自由に組めます。すすき草原、ポーラ美術館、ガラスの森美術館、ユネッサン──全部仙石原周辺です。

ただ、ユネッサンやポーラ美術館は犬NGなので、この辺りで悩むお客さまも多いです。うちのような箱根の犬のホテル(DogHub箱根仙石原)には「美術館だけ行きたいので2時間だけ預けたい」「ユネッサン行ってくるので1日お願いします」というお客さまが、連休中よく来られます。看板犬のポロ(3歳のトイプードル)は気さくなので、預かり初日からお客さまの犬とすぐ仲良くなります。

預かりのご予約は、GWやお盆は2週間前くらいから埋まり始めます。気になっている方は早めにご相談いただけると助かります。

箱根の混む時期は、ルート選びで印象が変わる

箱根が混む時期は、どこを目的地にするか、どのルートで入るかで、旅の印象が大きく変わります。湯本の温泉街を楽しみたいなら小田原経由、もっと奥の自然やスポットを満喫したいなら御殿場経由。GWもお盆も、秋の紅葉シーズンも、この考え方は変わりません。

何か分からないことがあれば、お気軽にお電話くださいね。仙石原の現地感からお答えします。

画像出典

以下の画像は Wikimedia Commons のクリエイティブ・コモンズ等のライセンスで公開されているものを利用しています。

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仙石原の観光スポット到着後の過ごし方の参考に
美術館に行くなら預けるポーラ美術館まで車4分
ユネッサンに行くなら預ける1日お預かり¥5,500〜

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お泊まりの宿がペット不可でも、旅程はそのままで大丈夫。愛犬は完全個室のお部屋で1泊お預かりします(1泊¥7,700〜・24時間スタッフ常駐)。チェックインは14:00〜17:00、お引き取りは翌9:00〜11:00です。

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乙女峠を越えて仙石原に着いたら、犬NGの施設もあります。到着後の観光の間、個室で愛犬をお預かりします。半日¥3,300〜、1日¥5,500〜。

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