
愛犬を1泊預けて箱根に泊まる|当日の流れと夜の過ごし方
「犬を1泊預けるって、実際どんな感じなんですか」
ご予約のお電話で、いちばんよく聞かれるのがこれです。料金やアクセスはサイトを見れば分かるけれど、お別れしてから翌朝お迎えに来るまでの十数時間、うちの子がどう過ごすのかが想像できない。当然だと思います。日中の数時間お預けするのと、一晩まるごと離れるのとでは、飼い主さんの気持ちの重さがまるで違いますから。
ここでは仙石原のスタッフとして、宿泊のお預かりを14時のチェックインから翌朝のお引き取りまで、時間に沿ってそのままお話しします。よく見せようという話ではなく、こういうふうに進みます、という説明だと思って読んでいただければ。
1泊お預けを選ばれるのは、こんな日
いちばん多いのは、泊まる宿がペット不可だったという日です。箱根には昔からの旅館や、会社の保養所、会員制のリゾートがたくさんあって、そういう宿はたいていペットのお部屋がありません。ご家族の集まりや記念日で「この宿と決まっている」ことも多く、宿のほうを変えるわけにはいかない。
次に多いのが、ペット可の宿を探したけれど、そのお部屋が先に埋まっていたという日。ペット可の客室は数が限られるので、連休や紅葉の時期はどうしても早く埋まります。
どちらの場合も、旅の日程そのものは動かしようがないことがほとんどです。人間の宿が先に決まって、あとから愛犬をどうするかを考える。うちにご相談をいただくのは、たいていその順番です。だから私たちも「もう1泊いかがですか」というお話はしません。旅程はそのままで、その1泊分だけをお預かりする、という考え方でご案内しています。
チェックインの日 — 14時から17時のあいだに
宿泊のお預かりは、14時から17時のあいだにお連れいただきます。ご自身の宿のチェックインが15時前後という方が多いので、その前に寄っていただく流れが自然です。
ひとつだけ、よく誤解されるところをお伝えしておきます。うちは早朝7時からのお預かりもあるのですが、これは日帰りの1日プラン(8時間)だけのお話です。宿泊のチェックインは14時からになります。ゴルフの記事などで「7時から」とご覧になった方が、宿泊も朝から預けられると思っていらっしゃることが時々あるので、念のため。
お手続きは10分から15分ほど。初めての方は、その子の性格やごはんの量、苦手なもの、普段の排泄のタイミングなどを伺います。ここでお話しいただいたことが、そのまま夜の過ごし方に効いてきます。
お持ちいただくものは、こちらです。
- 1年以内の混合ワクチン証明書と、狂犬病予防接種証明書
- 普段食べているごはん(お泊まりの回数分+予備1食があると安心です)
- リードと首輪
- お気に入りのおもちゃやブランケット(あると本当に違います)
ブランケットは、できればお家で使っているものをそのままお持ちください。洗いたてより、その子とお家のにおいが残っているほうが落ち着きます。うちの看板犬のぱんちは12歳のマルプーですが、この子も知らない場所では自分の毛布があるかどうかで表情が変わります。
ワクチンについては、原則として1年以内の接種をお願いしています。ただ、複数年有効なタイプを打たれている場合や、獣医師の判断で見合わせている場合もありますので、その時はご予約の際に事情を書いていただければ個別にご相談させていただきます。体重は基本的に15kgまで。落ち着いている子であれば少し超えても受けられることがありますので、まずはご相談ください。
それから、正直にお伝えしておきたいことがひとつ。お部屋の中をご覧いただくご案内は、していません。お預かり中のほかのわんちゃんが興奮してしまうためです。ご来店いただいて建物の雰囲気やドッグランをご覧いただくのは大歓迎ですし、お部屋の造りや広さはお電話でも写真でもいくらでもご説明します。ただ、扉を開けてお見せすることだけはご遠慮いただいています。ここは期待されることが多いところなので、先に書いておきます。
夜のこと — いちばん聞かれます
お預かりのお部屋は、鉄格子のケージではなく木の壁で仕切った完全個室です。ほかの子の姿が視界に入らないので、隣が気になって吠え続ける、ということが起きにくい造りになっています。
夜は宿直のスタッフが建物に泊まっています。24時間、誰かがいる状態です。加えて各所のライブカメラを随時確認していて、鳴き続けていないか、水を飲めているか、変な姿勢で寝ていないかを見ています。「夜中に誰もいなくなるんじゃないか」というご心配をよくいただくのですが、そこはご安心いただいて大丈夫です。
お預かり中は、スタッフが毎日必ず併設のドッグランにお出しします。これは曜日に関係なく、お預かりしている子は全員です。屋根が付いているので雨の日でも出せます。ここは少しややこしいのですが、カフェにいらしたお客さまがご自分の犬とドッグランを使えるのは土日祝にカフェをご利用の場合だけで、お預かり中のわんちゃんをスタッフが出すのとは別の話です。混同されやすいので分けて書いておきます。
ごはんは、お持ちいただいた普段のものをそのままの量で出します。初日の夜は食べない子が、けっこういます。これは珍しいことではなくて、翌朝には食べることがほとんどです。どうしても口をつけない時は、無理に食べさせずに時間をずらしたり、少し手であげてみたりします。うちのムック(3歳のミニチュアシュナウザー、ちょっとおデブです)は、逆に環境が変わってもよく食べるタイプで、こういうところは本当に個体差です。
体調のことも書いておきます。お預かり中に様子がおかしい時は、まず飼い主さまにご連絡します。ご連絡しないまま受診を進めることはありません。そのうえで、車で4分のところにあるアニマルクリニック仙石原さんと提携していますので、クリニックの診療時間内であればご相談・受診します。夜間や診療時間外は受診できませんので、常駐スタッフとライブカメラで見守りながら、飼い主さまと連絡を取り合って様子を見ます。24時間いつでも病院に行ける体制ではない、というところは正直にお伝えしておきます。なお受診や治療にかかる費用は飼い主さまのご負担となります(ご来店時にお渡しする同意書でもご確認いただいています)。
翌朝、9時から11時のあいだにお迎え
お引き取りは翌朝9時から11時です。宿の朝食を召し上がってからいらっしゃる方が多く、10時前後がいちばん混みます。
お渡しの時に、前の晩の様子をお話しします。ごはんをどのくらい食べたか、夜はどう過ごしていたか、ドッグランで何をしていたか。ここを楽しみにしてくださる方が多くて、私たちも一番好きな時間です。
時刻 | できごと
|
14:00〜17:00 | チェックイン(受付10〜15分) |
夕方 | ドッグランへ/夕ごはん |
夜間 | 宿直スタッフ常駐+ライブカメラで見守り |
翌朝 | 朝ごはん/ドッグランへ |
9:00〜11:00 | お引き取り・その子の様子をお伝えします |
キャンセルは前日で予約日数の50%、当日で100%を頂戴しています。ただ、わんちゃんの体調不良やケガ、飼い主さまのご病気、台風や大雪といった時には頂かないこともありますので、まずはご連絡ください。
お迎えのあと、土日祝でしたら併設のカフェでおむすびとスープを召し上がっていく方もいらっしゃいます。犬と一緒に店内に入っていただけるのは土日祝の11時から17時で、平日はお飲み物のテイクアウト販売のみになります。水曜・木曜はお休みです。
離れている時間のこと
一晩預けるというのは、飼い主さんにとってはやっぱり大きな決断です。「うちの子は大丈夫だろうか」と思いながら宿で夕食を召し上がる方もいらっしゃると思います。
私たちにできるのは、その十数時間に何が起きているかを、できるだけそのままお伝えすることくらいです。翌朝、しっぽを振って出てくる姿を見ていただくのがいちばんの説明になるとも思っています。気になることがあれば、ご予約の前でもお電話でお聞きくださいね。夜のことでも、ごはんのことでも、細かいことほど遠慮なく。
DogHubに預けて箱根を楽しむ
DogHub箱根仙石原 スタッフ
仙石原で犬と暮らしています
木の壁で仕切った完全個室で1泊¥7,700〜。夜は宿直スタッフが建物に泊まり、ライブカメラで見守ります。お預かり中は毎日、スタッフがドッグランにもお出しします。
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